携帯電話の影響でミツバチがおかしくなっているらしいという噂を耳にした。

ちょっと調べてみたら、こういうことらしい。
livedoor ニュース - 米でミツバチが謎の激減=養蜂家に打撃、作物の受粉にも影響】
"米国で最近、原因不明でミツバチが激減する現象が起こっており、養蜂家たちを悩ますとともに、作物の受粉に大きな影響が出ることが懸念されている。
 米東岸の一部地域とテキサス州のミツバチの数は70%以上減少し、カリフォルニア州でもミツバチのコロニー数が30−60%減っている。米農務省の推計によると、ミツバチは22の州で数が少なくなっており、その原因は分かっていない。カリフォルニア州の養蜂家は最近議会で、「所有している2000のコロニーの約40%が死に絶えた。30年の養蜂人生で初めての経験だ」と述べた。
 冬のうちにミツバチの数が20%程度減少するのは普通にみられる現象だというが、米国のミツバチのコロニー数が1980年から減少傾向にある中で、急激なミツバチ数の減少は懸念を増大させている。農務省によると、蜂蜜採集用のミツバチの巣は現在、80年代初頭に比べて25%少なくなっており、養蜂家の数は半減している。
 ミツバチの減少はまた、リンゴ、アボガド、ブルーベリー、サクランボなど約90種の果物や野菜の受粉に悪影響をもたらすと懸念されている。米国ではミツバチによる受粉によって、例年、約150億ドル相当の作物の増産がもたらされているという。
 この異常なミツバチ・コロニーの崩壊現象に対して、学者たちは原因の究明に努めている。ミツバチに寄生して巣を全滅させることもあるミツバチヘギイタダニが知られているが、今回はそれが原因ではないようだ。"
http://news.livedoor.com/article/detail/3116120/

この時点では、原因は調査中ということになっている。
その後、日本でも同様の現象が起こっているらしいことがわかる。
フォトン・ベルト レポート】宇宙の法則研究会のメルマガより
"ミツバチに異変? ?? 椎葉の養蜂が絶滅
「ミツバチの世界に異変が起きている」という話が椎葉村から飛び込んだ。椎葉村は 多くの農家が代々、ミツバチを養い、ハチミツを食生活に取り入れている。  その椎葉村にあって「ミツバチと話ができる男」といわれ、ニホンミツバチ養蜂(よ うほう)家として全国的に知られる椎葉村松木那須久喜さん(73)によると、「原 因はわからない。異変は昨年春ごろから始まった。女王バチができるどころか、親バチ 、働きバチが次第に減り始め、この1月までに絶えてしまった。現時点では椎葉村の養 蜂は絶滅した」という。(中略)  その那須さんが「これまでみつが少ないことはあったが、蜂が途絶えたことは一度も ない。少なくともこの百年来はじめてのことではないか」と言う。  ミツバチの異変は他県でも発生しており、専門に研究している玉川大学などが原因を 調べているという。  滋賀県の大手養蜂企業でもミツバチの大量死が発生し、農薬が原因ではないかといわ れたが、那須さんは「椎葉村では農薬は考えられない」という。  異常気象と関係があるのか、あるいは一昨年まで二年続いた大災害と関係があるのか、 それとも鳥インフルエンザではないけれども、ミツバチの世界独自の問題があるのか、 原因はなぞに包まれている。【2007年3月2日 夕刊ディリー(宮崎県延岡市)】"
http://blog.mag2.com/m/log/0000101181/108372602.html

この記事が掲載されていたという夕刊デイリーの2007年3月の記事はまだアーカイブ化されていないようなので、この記事の信憑性は未確認です。
【夕刊デイリー】
http://www.yukan-daily.co.jp/news_old_list.php
この記事をメルマガに引用している宇宙の法則研究会の情報収集力と、地球の大変動を知らせるというコンセプトには敬服すべきものがあります。
フォトンベルト  宇宙の法則研究会】                                                  
http://www.net-g.com/photon/reset.html
いわゆる電波系に思えるのですが、嫌いじゃないです。
嫌いじゃないですが、ある程度科学的な根拠というものも想定しうるわけで、”いぎりすせいかつ”さんがイギリスのインディペンデント紙の要約を書かれています。

いぎりすせいかつ:携帯電話が原因でミツバチが巣に戻らない】
http://blog.livedoor.jp/chichi_uk2002/archives/50810247.html
"原因がよくわかっていないのですよ。原因として考えられているのは、ダニ、殺虫剤、地球温暖化、そして遺伝子組み換え食物などがあげられているのですが、イマイチ決定打に欠けるのだとか。そのなかに、携帯電話の出す電波があるわけです。
German research has long shown that bees' behaviour changes near power lines.
(ドイツでの研究では、長い間、ミツバチが電線のそばで行動が変化することを示していた。)
Now a limited study at Landau University has found that bees refuse to return to their hives when mobile phones are placed nearby. Dr Jochen Kuhn, who carried it out, said this could provide a "hint" to a possible cause.
(現在、ランド大学の限られた研究では、ミツバチは、携帯電話がそばに置かれると、巣に戻るのを拒否することが分かっている。この実験を行ったJochen Kuhn博士によると、この結果が、可能性のある原因の何らかのヒントになるかもしれないと語っている。)
これ、ただ蜂がいなくなった失踪事件ではすみません。もっと視野を広げて考えると恐ろしいことだそうです。世界の作物は、このミツバチさんたちが受粉をする活動によって作られているといっても過言ではない訳で、受粉をしてくれるミツバチさんたちがいなくなるということは、食料危機だって考えられるわけです。
下記の記事のなかには、アインシュタインの言葉が引用されています。もし蜂がいなくなってしまったら、「人類はあと4年しか生き延びることができないだろう」と言ったのだとか。
ちなみに、いなくなったミツバチさんたちは、恐らく迷子になったまま、死んでしまったのだろうというのが、研究者の見方です。
ロンドンの養蜂家の言葉では、突然蜂の巣が崩壊したということですけど、携帯電話が原因だとしたら、イギリスの国の中でもまず最初に携帯電話が使用出来るよう、整備されると思いますから、この「突然」が、何を意味しているのかも不思議ですけどね。携帯電話のアンテナがある一定の数を超したから「突然」ミツバチに影響を与えたんでしょうか?
詳しくは、コチラ
Are mobile phones wiping out our bees? - Independent Online Edition > Wildlife
http://news.independent.co.uk/environment/wildlife/article2449968.ece"

いぎりすせいかつ”さんの「この「突然」が、何を意味しているのかも不思議」っていうコメントには共感します。