一つの教室のなかに、給食を食べている子どもと、給食が食べられなくて、水を飲んで空腹をまぎらわせている子どもがいる

東村山の小学校や中学校に行って確かめたわけではないので、これが事実なのかどうかわかりません。
ネットで調べた限りでは、そういう書き込みがぜんぜん見つかりませんでした。
でも、もし事実であったとしたら、それが東村山だけではなくて、調布市や、日本の他の場所でも、そういう風景が日常化しているのだとしたら、それはちょっと受け入れがたいものがあります。
子どもがお腹をすかしているのって、世界的に見たら、日常的な事なのかもしれませんが、もう日本でもそれを日常として受け入れなければ行けないようなところまできているのでしょうか。
高速自由化なんてしなくてもいいから、子どもに給食を出してもらいたいと思います。
自分にも子どもがいるので、自分の子どもがお腹をすかして我慢していることを想像すると、耐えられないものがあります。
私も家が貧しかったので、子どもの頃、たまに食事ができない日もありました。
といっても、戦後のゆとり世代なので、何日も食べられないということはなく、たいした飢餓感や危機感もなく、それが悲劇的なことには感じませんでした。
それでも、ほんの1食抜いたりしただけでも、お腹がすいて、何か食べたいなーという感じとか、なんで食べられないのかとどうどうめぐりをするせつない感じは、ありありと思い出すことができます。
ネオリベがまちがっているとか、それ以前の問題として、子どもは親を選べないわけですから、どんな子どもでも平等に、お腹いっぱいになる機会をあたえることに税金を使うのは、社会の義務なんじゃないかと思います。世界中にそういう願いが拡がればいいとも思います。

地球のハラペコを救え、みたいなサイトを紹介して終わろうかと思ったら、flashばりばりで、イメージも表層的でつまらないサイトだったのでやめます。本家のWFPのサイトのほうが、メッセージをうまく伝えていると思います。

WFP 国連世界食糧計画 | WFPの活動 | 学校給食プログラム

http://www.wfp.or.jp/activities/sfp.html#ac

学校給食は、とくにこれからの時代、戦後すぐと同様に日本になくてはならない制度だと思います。
給食費前払い制度を考えた人は、自分がどんなに最低な、命を軽んじることをしたか、真剣に考えてみてください。
頭は悪くないんだろうから、廃止するためにはどうしたらいいかよく考えて、残りの人生のすべてをつかってでも、つまらない制度を廃止して、すべての子どもに無償で給食を提供するために働けば、まだ間に合うよ。
あと、プリペイドカードとか、ランチボックスとか、そういうシステムとか提供している業者の人も、あなたが人の親なら、いますぐそういう非人間的なことに荷担するのを辞められないかどうか、自分の人生を賭しても考えるべきじゃない?