30代から見たこれからの数年間

最近考えているのは、人間50年ということ。
ある意味パンクなのではないだろうか。

結局、現状の我々の困難というのは、社会的に見ると、自分たちより上の世代が道を譲らなかったと言うことにあると思います。
もちろん、自分たちの実力がなかったと、原因を内向きに考えることもできますし、世の中はそういう見方を押しつけようとしますが、数字から見ても、明らかな格差が生じているわけです。
わかりやすく言うと、入社時期によって条件が違って、早く入った人ほど有利で、それがそのままにされ、貢献度や実力によっては評価されないとか。
やはり、いままでもらっていたものが突然もらえなくなるのって納得がいかないし、それが自分のものとなれば当然ですよね。
さらに悪いことに、それを所与のものとして、当たり前に享受することが自分の権利であるかのように見なすようになる。
自分の実力でない部分で自分がえらくなったような錯覚をもってしまう。
実力主義だけでは、全員が生き残れるわけではなく、支え合うことが必要だと思います。でも、支え合うことを支えるものは仲間としての連帯感ではないかと思います。上とか下とかではなく。
いかに生きているかの方が書かれた思想よりも魅力を感じる。そのほうが遙かに困難だと思うから。