2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
赤井孝美がGAINAXの取締役を辞任するのは、とても政治的で大人な対応だと思います。 「キモヲタ」とか「肛門」とか、こういう言葉はどうかとは思いますが、この騒動は、 実際に何が問題になっているのか、何が問題なのかということよりも、 ある感情を…
今朝から電車でウイリアム・ギブスンの「パターン・レコグニション」を読んでいる。 ギブスンは生理的・心理的なものを記号によって表現することに長けているな、などと考えていたら、 上から下まで黒づくめでものすごく80年代的な装い(鞄はAIP)の、ベ…
子ども科学技術白書 8「時空船フォトン号の冒険『量子ビームの世界』」−文部科学省 http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kodomo/07041706.htm
私自身電磁場を発生する機器類なしに生活することはほぼ不可能で、いいか悪いかの議論をしたいわけではないのです。 ただ、どういう影響があるのか、タバコを吸うとガンになる確立がどれくらいあるのか、タバコのパッケージの3割以上を使って告知しておくの…
携帯電話が原因だとすると、携帯電話が登場してから予兆はあったのか、例えば3Gとか、世界同時的に起こったことに何か原因は想定しうるのかとか、もっと検証が必要なわけですが、きっと長期的な観察と検証が必要になるでしょう。 もしかすると、電磁場の影…
ちょっと調べてみたら、こういうことらしい。 【livedoor ニュース - 米でミツバチが謎の激減=養蜂家に打撃、作物の受粉にも影響】 "米国で最近、原因不明でミツバチが激減する現象が起こっており、養蜂家たちを悩ますとともに、作物の受粉に大きな影響が出…
この時代の階級社会は、同時に歴史や民族の問題が消えないということも意味している。 主人公ヒロとレイヴンはヒロインY・Tをはさんで対立関係にあるが、彼らの父親は第二次世界大戦でともに日本軍の捕虜となり、収容所を脱出したという過去を持つ。 ヒロ…
押井版の攻殻は、神山版よりも暗くて奥行きがある。 神山版の攻殻は、不安ではあっても、その正体はわかりやすく、その世界は明るくて開かれている。 画面が暗かったり、映画かTVかという違いもあるのだろうが、SAC-SSSを見てから、押井が遠景で語っ…
たしかにアウシュビッツはなかったとか、強制連行はなかったとか、そう考える人が大勢になったら、徴兵制はあった方がいいとか言われそうでとてもイヤだ。 彼らにとっての悪とは何なのか、想像してみるのだがよくわからない。 私にとっての悪はとても明快で…
昨日ようやっと情報処理技術者試験が終わって、結果は期待できないが、好きなことを考えられる時間が増えてうれしい。 でも、眠いから今日はあまり長くは書けない。
最後に一つだけ、この小説が書かれたのは1988年から91年頃で、ニール・スティーヴンスンは当初これをビジュアルノベルとして意図していて、そのグラフィックを描くために、この小説を書くために費やした時間より多くの時間をコーディングに費やしたとあとが…
ヒロ・プロタゴニストというフリーのハッカーにして世界最強の剣士とY・Tというスケートボードを自在に駆る配達人が出会うところから物語が始まる。 ヒロは現実では貧しいフリーターにすぎないが、仮想世界メタヴァースでは凄腕のハッカーとして名前を知ら…
ウイリアム・ギブスンの初期の作品は、テクノロジーに対する暗い予感、士郎正宗や押井守の作品の背景で描かれているような高度なテクノロジーと絶望に満ちた社会を舞台にハードボイルドな、いまから見ると80年代的なロマンスの話だった。 それに比べると「ス…
数ヶ月前に知ってから、じゃあ「スノウ・クラッシュ」をもう一度読み直して、メタヴァースというメディアについて考えてみようかな…と、考えてからちょっと時間がたってしまった。 もう1月くらい前になるが、「スノウ・クラッシュ」を読み返しながら考えたこ…