駅前の古本市で

少し早く仕事が終わったので、家でゆっくりしようかなと思って、
急いで帰ろうとしたら、新橋駅前で古本市をやっていて、
結局普段どおりになってしまった。
たしかに月曜くらいから、ブルーシートをかけられたカートの群れがあって、
気になってはいたが、雨で営業できなかったのかな?
お店の人に聞いておくべきだった。

ヴォルフガング・シヴェルブシュの「闇をひらく光」と「楽園・味覚・理性」を購入。
シヴェルブシュは「鉄道旅行の歴史」を学生時代に読んで、
とてもおもしろいとおもった。
フロイトの思想が機関車のテクノロジーからどんな影響を受けているのかとか、すっごい説得力がある。

でも、暗かったせいで「闇をひらく光」に大量の書き込みがあるのを見逃していた。裸電球だったから見逃すなんて、あかりの歴史の本だからちょっと暗示的でおもしろいけど、うれしくない。
自由が丘の「東京書房」に電話して、返品がきくかどうか問い合わせてみるつもり。