CGCについて

ガガガ文庫新人賞は、書き手を募集して、いいものを出版するという、いままでの出版社のスタイルを踏襲している。
その選別に編集者が介在するということが、出版社というものの最後の存在意義だと思う。
ただ、一般から広く作品を募集するという方法は、よく考えてみればCGCと同じではないか。
作者にメリットが還元されて、メディアもその作品からメリットを受けるWINWINのモデルが成立すれば、方法としては何ら問題はないと思うが、違和感を感じるのはなぜだろう?
一緒につくるということに対してだろうか?
CGMの本質は、みんなが正しいと思うものは正しいという民主主義ふうな消費主義の原理が隠れているからだろうか?
まだよくわからない。望月くんに聞いてみよう。

ライトノベルかどうかはわからないが、読みやすい小説の進め方は、ドラマの進行にそって世界が展開していくことだった。ドラマって、一番面倒でむずかしい。