たしかに、チェンジメーカーには、超エリートしかなれない。

赤木氏や、自分のような元ニート風情には無理そうだ。
チェンジメーカーは、格差を前提としている。その意味で、彼らのビジネススタイルは通貨格差を利用する古典的な貿易のビジネスモデルに似ている。
おおざっぱに要約すれば、安くものを買って高く売るのが貿易の基本であり、例えばユニクロとかはそれを最大限利用して、とにかく安い労働力を求めて中国の内陸部へと工場を求め、安い材料、安い労働力で利益を生み出す。海外に拠点を持つ製造業の大半はこういうモデルだと思う。
チェンジメーカーも同様に、労働力の安いところへ労働コストの高いところから仕事を投入する。ただし、安い労働力を支える人たちが自律できるような教育や融資も惜しまない。労働コストの格差によって生まれた利益を、自分たちの懐に収めるのではなく、労働者のために再投資する。