今朝書いた日記が消えている!

二つくらい大事なリンクを貼っておいたのだけど…。
まぁ、しょうがない。
エヴァエウレカも主人公に突きつけられているのは、「自己責任」という戦後民主主義の原則のような気がする。
「自分で選んだ」「選択した」そういう言葉繰り返し主人公に突きつけられ、主人公は決断する主体として、子どもから青年へと目覚める。
環境のせいにしていては話が進まないということもあるだろうし、自分でコンテをきることを要求されるアニメ監督が話を作っている、もっといえば、クリエイティビティやオリジナリティを常に求められるアニメという職場に身を置いている作者の、自分がやらなければいけない、「逃げちゃダメだ」という実感が込められているのかもしれない。
「自己責任」という考え方は、資本主義社会では必須の概念であり、うまく機能していればなんら問題がない。
ただ、権利の行使の仕方を一切教えられず、20歳になって選挙は権利だと突然言われても権利が行使できないのが実態ではないだろうか。
少なくともぼくの受けてきた義務教育の中では、おかしいと感じることや、おかしいと感じたときにどうしたらいいかを、あえて教えられなかったように思う。
自分のお金を使って何かを消費することが責任のないことだとは思わないが、消費が環境に与える影響とか、生活している環境に対してどれくらい責任があるかとか、そういう教育を受けただろうか?
服を買ったり、ケータイでダウンロードしたりする以上に、誰かに対して責任のある行動をどうやって選ぶかを教わっただろうか。
選び方を教えられていないのに、自分で選んだのだから「自己責任」だ言われるのはおかしいと思う。