次回から、アレステア・レナルズはいかに最高!かという話を書くつもり。

初めて読んだのは「エウロパのスパイ」で、「90年代SF傑作選」に収録されていた。

90年代SF傑作選〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

90年代SF傑作選〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

てっきり、ブルース・スターリングが書いたものだと思いこんで、頭の中で常に多数決を迫られるコミュニティ「無政府民主主義者」という概念が重要だったから、このブログでもスターリングが書いたと書いていたが、最近翻訳された「銀河北極」に採録されていて、宇宙史のなかに位置づけられた一篇として読み直して、書き手がレナルズだと知り、あらためて感動した。
銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)

銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)

レナルズ最高!間違いなく、佐藤大とか櫻井圭紀とかもそう思っていると思う(勝手な想像だけど)。頼むから、ウルトラ属とか連接脳派とか、お気軽にアニメに引用しないでくれ。